Chris Andersonの"FREE"講演動画

ロングテールの提唱者として有名なChris Anderson氏が、次なる著作"FREE"のプレビューとして講演した動画を見ました。(via Guy Kawasaki氏のブログ
http://www.netvision.de/uk/dispatching/?event_id=5bb1b5e95afabb2e62d2b148ded47706&portal_id=369401748e8249f142a700d8098a3473

様々なものが無料化(超低価格化)していく事で何が起きて何がもたらされているのか、そんな時代にどのようなビジネスモデルがあり得るのかといった事を45分間に渡り語っています。
無料化している、もしくはそれに向かっている様々な事例を挙げながら、今後の展望を含め明瞭に展開してくれているので大変面白く、お勧めです。
上記動画の難点としてスライドが殆ど読めないのですが、slideshareを探したら発見しました。これは嬉しい。
http://www.slideshare.net/charlesfrith/chris-anderson-wired

ちなみにこれを視て、『デジタル音楽の行方』の「水のような音楽モデル」を思い出しました。この本も1度読んだきりでかなり忘れてるから、読み直さないとな…。あ、ちなみに「水のような」というのは(曲あたりでの)低価格化というのもあるけど、曲ごとに課金しないとか、公共的なサービスとしての音楽提供といった複数の概念を含むものです。読んでいない方が誤解するといけないので念の為。

なお"FREE"は来年半ばに出るらしいので、今からとても楽しみです。